高還元率クレジットカードの選び方とポイント

公開日:2015年11月1日
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クレジットカードはポイントで得をするために作る!という方も多いのでポイントやキャッシュバックで多くの還元をしているクレジットカードは多いです。

還元方法や条件も多岐にわたるため、実際はどのクレジットカードが一番お得なのか?という点がわかりづらくなっています。

そこで高還元カードで目いっぱい得をするための、高還元率クレジットカード選びの方法をまとめました。

「クレジットカードを使って得したい」という方は、ぜひチェックしてみてください。

還元方法を確認する

まずチェックすべきは還元方法です。

還元方法とはポイントで還元されるのか、キャッシュバックで還元されるのかということです。ここではその還元方法を自分が利用することができるかという点をチェックします。

どんなに還元率が高いカードでも還元が自分が絶対行くことのないス―パーの商品券だったということでは何も還元されていないのと等しいので、まずチェックして自分が使うことのない還元であれば比較対象から外しましょう。

一応、使える還元方法としてはキャッシュバック(現金)、マイル、ポイントの順で活用範囲が広く便利であるといえますが、最近はポイント交換の幅も広がりキャッシュバック可能なポイントも増えていますので参考程度に考え、次のチェックにいきましょう。


還元の条件を確認する

次に還元の条件を確認します。

高還元のクレジットカードには「どこで利用しても同じ還元が受けられるクレジットカード」と、「特定の場所での利用でとても高い還元を受けられるクレジットカード」があります。

前者は特に気にする必要はありませんが、後者の「特定の場所での利用でとても高い還元を受けられるクレジットカード」の場合は、特別な還元がされる特定の場所で自分がどの程度買い物をするかを確認するようにしましょう。

あまりに利用がない場所の還元が高いカードは高還元を受けることはできませんので比較対象から外しましょう。

広告などで5%還元など還元率が高く見えるクレジットカードのほとんどは特定のお店でしかたまらないものなのでまずはここをチェックして本当に高還元率のカードなのかを調べましょう。


還元額は金額に換算して計算する

還元方法と還元の条件を確認したら、自分がそのカードでどの程度還元を受けることができるかを考えましょう。

この時可能な限り金額換算して計算するようにしましょう。あるポイントが100ポイントで500円にキャッシュバック可能であれば1ポイント5円換算するなどです。なおマイルは当サイトでは航空券に換算するとして1マイル1.5円として計算しています。

そして特定の場所での利用分も含め、自分の現在の利用額をあてはめて、そのクレジットカードを作ったときにいくら還元があるかを算出しましょう。

後ほど年会費との比較にもなるので年間の利用額と還元額を計算しておくとよいと思います。


還元率に直して比較する

算出した還元額をもとに還元率を計算します。

還元率は自分の利用額に対してどのくらいの割合が還元されたかを表す指標で還元額÷利用額で算出します。この計算をすることで自分の利用状況の場合に「どこで利用しても同じ還元が受けられるクレジットカード」と、「特定の場所での利用でとても高い還元を受けられるクレジットカード」がそれぞれどの程度お得か、同じ指標で比較することができます。


年会費も含めたお得額を確認する

次に年会費を確認します。

先に確認した年間での還元額から年会費を差し引くと、年間で得する額が算出できます。

一般的には年会費が高いクレジットカードの方が還元率が高くなりますので、年会費も加味して比較することでどのカードが自分には得なのかわかります。

試しに高還元で有名なREXカード、漢方スタイルクラブカード、楽天カードを比較してみます。

カード 還元率 年会費 備考
REXカード 1.75% 2,625円 前年利用額が50万円以上だと翌年は年会費無料
漢方スタイルクラブカード 1.75% 1,575円
楽天カード 1.00% 永年無料

年間10万円刻みで利用額ごとのお得額を見てみると以下のようになります。黄色マーカーが最もお得なカードです。

カード 利用額
10万 20万 30万 40万 50万
REXカード -875円 875円 2,625円 4,375円 8,750円
漢方スタイルクラブカード 175円 1,925円 3,675円 5,425円 7,175円
楽天カード 1,000円 2,000円 3,000円 4,000円 5,000円

こうしてみると年会費無料を活かして年間20万円くらいまでは楽天カードが最も有利ですが、20万を超えると高還元カードが有利になってきて、年会費の安い漢方スタイルクラブカードが年間利用30~40万円の場合はもっとも有利になり、年会費無料条件の50万円を超えるとREXカードが有利になってくるという形になっています。

楽天カードは楽天市場での利用分はポイント2倍なので少し楽天カードには不利な比較になっていたり、REXカードの年会費が無料になるのは翌年だったりと細かく見るとつっこみどころはありますが、シンプルに考えると上記のような結果になります。

このように年会費(とその無料条件)と自分の利用額に応じた還元額を比較して最もお得なカードを選ぶことになります。

還元率を気にする場合のメインカード候補は先にあげたREXカード、漢方スタイルクラブカード、楽天カードがおすすめですね。


特定の場所で高還元になるカードを押さえる

また、「特定の場所での利用でとても高い還元を受けられるクレジットカード」のうち、自分がよく利用する場所で高い還元が受けられるクレジットカードをサブカードとして持つと、還元を最大化することができます。

具体的にはセブンカード・プラスやイオンカードでは特定の日に5%の割引を受けることができたり還元率が高いのでセブンイレブン、イトーヨーカドー、イオンをよく利用する方にはおすすめの高還元カードです。

特によく利用する場所での高還元カードがない場合はメインカードにカード利用を集めるのが最もお得になります。


その他のサービスを確認する

また、高還元カードを選ぶ時も付帯保険などのサービスで自分に必要なものがついているかを確認しましょう。

付帯保険が足りない場合は、それでつくるカードを変える必要はなく、JCB EITなど年会費無料で付帯保険がついているカードがあるので、そういったカードで足りない機能を補いましょう。


入会特典を確認する

最後に入会特典を確認します。

入会特典で作るクレジットカードを変える必要はありませんが、楽天カードなどは常にお得な入会キャンペーンを実施していたりするのでチェックして5,000円以上であれば年会費無料なので加入して損はない、というかかなり得ができます。

長期的に使うメインカードを決める際は慎重に計算したほうがよいですが、お得なキャンペーンは期間が限定されているので見逃さないようにしましょう。


まとめ

高還元率のクレジットカードを探す場合のカード選びのポイントについて考えました。

ここまでの内容をまとめると以下の点を確認する必要があると思います。

  • 還元方法を確認する
  • 還元の条件を確認する
  • 還元額は金額に換算して計算する
  • 還元率に直して比較する
  • 年会費も含めたお得額を確認する
  • 特定の場所で高還元になるカードを押さえる
  • その他のサービスを確認する
  • 入会特典を確認する

ポイントとしては見た目の還元率にまどわされずに、自分の利用状況だと還元額がいくらになるかを考えることです。

また一概には言えませんが、クレジットカードはほぼ特定の場所でしか使わないという方を除いては、特定の場所で還元が受けられるカードはサブカードとして考えて、どこでも高還元のカードをメインなカードとして考えるとよいと思います。


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