自動車税をクレジットカード払いする方法とメリット
自動車を保有している人は毎年5月になると自動車税の納税通知書が届き、通知書にしたがって自動車税を納付することになります。
自動車税の納付は自動車を保有している以上は毎年発生することなので、これら自動車税をクレジットカード払いにして、ポイント分などで少しでも得をしたいと考える人もいると思いますが、そのようなことは可能なのでしょうか。
本記事では自動車税をクレジットカード払いする方法を見ていきます。
自動車税をクレジットカード払いする方法
- 多くの都道府県では自動車税をカード払いできる
- クレジットカード払いにすると手数料がかかる
多くの都道府県では自動車税をクレジットカード払いをすることができます。
自動車税のクレジットカード払いは東京都は独自にクレジットカード払いのサービスを提供しており、その他の一部の都道府県はYahoo!公金支払いというサービスでクレジットカード払いを可能にしています。
■Yahoo!公金支払いで自動車税の支払に対応している都道府県
- 北海道
- 青森県
- 宮城県
- 山形県
- 茨城県
- 埼玉県
- 千葉県
- 神奈川県
- 新潟県
- 岐阜県
- 静岡県
- 愛知県
- 奈良県
- 和歌山県
- 鳥取県
- 岡山県
- 香川県
- 福岡県
- 佐賀県
- 宮崎県
- 鹿児島県
- 沖縄県
クレジットカード払いの決済手数料に要注意
ただしYahoo!公金支払いは支払いの際に税込324円の手数料がかかります。また東京都の自動車税の支払いをクレジットカードでした場合は税額10,000円ごとに税別73円の手数料がかかります。
■東京都の自動車税をカード払いした時の手数料
税額 | 手数料(税別) |
---|---|
1円~10,000円 | 73円(税込78円) |
10,001円~20,000円 | 146円(税込157円) |
20,001円~30,000円 | 219円(税込236円) |
30,001円~40,000円 | 292円(税込315円) |
40,001円~50,000円 | 365円(税込394円) |
※以降、税額が10,000円増えるごとに手数料73円(消費税別)が加算
東京都の場合は税金に対して0.7%-2%程度の手数料がかかることになりますので、クレジットカードの還元で得することができてもお得度は半減、場合によってはマイナスになってしまうこともあります。
Yahoo!公金支払いの324円の手数料も高額ですので、クレジットカード払いをして得することができることは少ないでしょう。
そのため、自治体によって用意された正規のクレジットカード払いは損をするだけで、これらで支払いをしてはいけません。
納付書払いで間接的にクレジットカード払いをする
それでは手数料がかかるので自動車税をクレジットカード払いをして得することはできないのでしょうか。
結論から言うと、少し支払に工夫をすることで手数料なしでクレジットカード支払をすることはできます。
その方法は、納付書払いで間接的にクレジットカードで支払いをすることです。
セブンイレブンでのnanaco払いで間接的にカード払いをする
どういうことかというと、納付書払いは通常コンビニなどで現金で支払いをしていると思いますが、セブンイレブンのみ電子マネーのnanacoでの公共料金の支払が認められています。
このnanacoにクレジットカードでチャージをして自動車税を支払うことで、間接的にクレジットカードで支払いをすることができます。
公共料金のnanaco払いの場合、通常nanacoの利用でたまるnanacoポイントは貯まりませんが、nanacoへのチャージ時のクレジットカードのポイントがたまるカードがありますので、そのポイント還元分だけ得をすることができます。
nanacoへのチャージでポイントがたまるカード
nanacoへチャージ可能で、かつチャージでもポイントがたまるカードは限られますが、リクルートカード、セブンカード・プラスの2カードがポイントがたまり利便性も高いのでおすすめです。
還元率はリクルートカードが1.2%、セブンカード・プラスが0.5%となっており、還元率だけを考えるとリクルートカードが最もお得になっています。
nanaco払いで得したい人はリクルートカードやセブンカード・プラスを検討されるのが良いでしょう。
自動車税は毎年かかるもので、できるだけ節約できた方が良いので、セブンイレブンでのnanaco払いを利用して少しでも割引・還元を狙っていきましょう。
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イオンカードの中で唯一WAONへのチャージでポイントがたまるカードで、イオン系の店舗やWAONを利用する人は必須です。