ゴールドカードの入会基準(年齢、年収、勤続年数)
ゴールドカードがほしいと思ったときに、自分はゴールドカードの審査に通るのだろうか?という疑問や不安は誰もが持つと思います。
年収が高い方でも審査で落ちることがあるゴールドカードはどんなところをポイントにして審査をしているといわれているのでしょうか。
もちろん実際の審査項目は私たちの知る由ではありませんし、知ってはいけない情報でもありますが、一般的にどういったポイントを見られていてどれくらいであれば基準を満たすといわれているかをまとめましたので目安として活用いただければと思います。
それではみていきましょう。
ゴールドカードの入会基準とは
ゴールドカードの入会基準は各社様々ですが、一般的には以下の項目をチェックされるとされています。
- 年齢
- 勤続年数
- 年収
- クレジットヒストリー
一般的な項目でもあり、一般カードの審査時にも見られている項目ですが、ゴールドカードの審査で必要な基準がどの程度かが気になりますね。
それぞれのポイントについて大体の目安をみていきましょう。
年齢
まずは年齢です。ゴールドカードの入会には30歳以上であることを明記しているクレジットカード会社は多いです。
なので、ゴールドカード入会の目安となる年齢は30歳以上です。
しかし、最近では若年層の裕福な人が増えてきたり、20代の顧客の取り込みにクレジットカード会社は力を入れており、ゴールドカードの入会を認めたりヤングゴールドカードを発行していたりしています。その場合は30歳以上ということはなく20代でもゴールドカードに入会することができます。
勤続年数
最も重要視されているといわれるのが勤続年数です。
クレジットカード会社にとっては安定した収入があるかの目安で、転職を繰り返して勤続年数が短い方はまた会社をやめてしまう可能性が高いので収入の安定性を見る上でクレジットカード会社が重視するのは納得ですね。
勤続年数の目安は銀行系のゴールドカードでは5年が目安といわれており、他のクレジットカード会社のゴールドカードも最低3年程度は必要といわれています。
勤続年数1年未満ではヤングゴールドカードを除いてゴールドカードの審査を通過するのは厳しいと言わざるを得ません。
年収
続いて年収です。
年収は証明書類などを提出することなく自己申告制となっているので、クレジットカード会社も会社名、業界、職種、雇用形態、勤続年数をもとに矛盾がないか確認することしかできません。日本の場合は勤続年数に比例して年収も上がっていくことがほとんどですので、この辺りが勤続年数を重視する理由であるとも言えます。
目安としては以前は500万円と言われていましたが、大手企業に勤務していたり役所勤めだったりすると安定性が評価され、これ以下でも審査を通過することが結構よくあるようです。
銀行系以外のゴールドカードでも年収300万円以下であると審査に通りづらい状況のようです。
クレジットヒストリー
最後にクレジットヒストリーも重要です。
クレジットヒストリーはクレジットカードの利用残高、支払状況、入金状況などの情報です。これらの情報は個人信用情報機関で一元管理されていて他社のクレジットカードの利用状況も含めてクレジットカード各社で共有されています。
要はそのクレジットカード会社だけでなくすべてのクレジットカードの利用の履歴が問題ないかということです。
一般カードを作る際もチェックされますが、ゴールドカードを作成する際にも審査でみられます。
2年以内の支払いの滞りがあったり、クレジットカードの申し込みが多数ある場合は審査で不利になるようです。
逆にこれまでクレジットカードを利用してきた方は、それまでの支払いの履歴に問題がなければそれが信用となり、審査では有利に働きます。
目安として、一般カードで与信枠を100万円もらっている場合はすでにゴールドカード相当の信用は得ていると考えてよいといえます。
まとめ
ゴールドカードの入会基準について説明してきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 年齢30歳以上年収500万円以上が基本
- 勤続年数は5年以上が基本
- 与信枠は100万円程度あればゴールドカードの入会条件に足りていると考えることができる
- 他社からの借入ローン残高があると不利
- これら入会条件を大幅に緩和したゴールドカードもある
入会のためのポイントは年齢、勤続年数、年収、クレジットヒストリーであり、自分の各項目の状況から大体入会可能かどうかあたりをつけることができます。
なお、上記した各ポイントの目安はもっとも厳しいとされる銀行系のゴールドカードの入会条件をイメージして書いていますので、銀行系以外のゴールドカードであれば、勤続年数が3年でもOKだったなど各ポイントそれぞれ1ランクぐらい低くても審査が通ることもあります。ヤングゴールドカードや格安ゴールドカードであればさらに入会条件はゆるくなると考えてよさそうです。
いずれにせよ今回あげた数値はすべて目安ですので、実際の審査基準は私たちには当然わかりません。もし本当にほしいゴールドカードがあれば思い切って申し込みをしてみるというのもいいかもしれません。
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