カードの磁気ストライプが読み取れない原因と対処方法
クレジットカードを利用していると、カードがうまく読み取れないことがあります。
これはクレジットカードの磁気ストライプがうまく読み取れないことによるもので、場合によってはカードを再発行する必要があります。
そこで本記事ではクレジットカードの磁気ストライプが読み取れない場合の対処方法を見ていきたいと思います。
クレジットカードの磁気ストライプ
そもそもクレジットカードの磁気ストライプとは何かわからない人も多いと思いますので、まずは磁気ストライプについて説明します。
クレジットカードの磁気ストライプは券面の裏面の黒い帯状のもので、黒い帯の中には磁性粒子という小さな物質があり、その中にデータを格納しています。
■クレジットカードの磁気ストライプのイメージ
出典:wikipedia
利用する際にクレジットカードを通すと、カードリーダーはクレジットカードの磁気ストライプから磁気情報を読み取り、クレジットカードを認証して通信しています。
クレジットカードの他に預金通帳やIDカード、切符などでも磁気ストライプの技術を使っています。
磁気ストライプが読み取れない原因と対処方法
■磁気ストライプが読み取れない原因と対処方法
- 店の読み取り機の故障:対応不要
- クレジットカードの磁気ストライプの不具合:カードの再発行
クレジットカードの磁気ストライプが読み取れない原因は大きく分けて2つあります。
まずはお店の読み取り機が故障していてうまくカードの磁気情報が読み取れない場合です。これはお店側の問題ですので、自分のクレジットカードに問題があるとは言えないので特に対処する必要はありません。
読み取り機が故障しているのはそうないことですので、頻繁にカードの読取ができないという場合は読み取り機の故障以外の原因を疑った方がよいかもしれません。
読み取り機以外の問題で考えられるのは、カードの磁気ストライプが不具合を起こしている場合です。
上述した通り、磁気ストライプは磁性粒子にデータを持たせているので、近くに強い磁気があるものを近づけると不具合を起こしてしまう場合があります。
普通の磁石くらいではおかしくなることはないですが、最近のセキュリティシステムの中には強い磁気を利用しているものがあるので、その影響で磁気ストライプがおかしくなってしまうことがあります。
磁気ストライプが不具合を起こしてしまったら、自力で直すことは難しいので、基本的にはカードを再発行するしかありません。
カードの再発行は3日から10日程度で完了しますので、その間はサブカードを利用して過ごすかクレジットカードの利用は諦めましょう。クレジットカードでもカードが折れたり、故障したりして使えなくなる可能性があるのでサブカードは用意しておきたいですね。
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