ETCの意味としくみ、生まれた背景や効果
ドライバーの方がクレジットカードを作る理由の一つにETCへの対応がありますね。
本記事では「そもそもETCとは何なのか?」、「なぜ生まれたのか?」など、ETCに関する基本的な情報をまとめて説明したいと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、おさらいのつもりで見てもらえるとうれしいです。
それでは早速いってみましょう。
ETCとは
ETCとはElectronic Toll Collection Systemの略で有料道路の料金所での支払いをカードで瞬時に行うことで通貨できるようにしたシステムです。
料金所での支払いをおじさんと手で行っていたことから比べるととても便利なシステムですね。
ETCが生まれた背景
高度経済成長期、有料の高速道路の整備は日本全国に張り巡らされました。
結果、私たちは日本全国を車で行き来することが可能になり、その時間も大幅に短縮され利便性は向上しました。
一方で、そんな便利な高速道路に車は集中して、渋滞がしばしば起きるようになりました。車での移動の時間が読めなくなり、移動にかかる時間も遅くなっていきました。
そのような状況を変えるため、国により道路のさらなる拡充を進めてきましたが、対応に限界があり抜本的な混雑の緩和策が求められていました。
そこで生まれたのがETCです。
高速道路株式会社が調べたところ渋滞の発生個所、つまり原因は料金所付近にあったのです。料金所での支払いにかかる時間により、車が列をなしてしまっていたんですね。
スムーズな料金所の通過を渋滞緩和のアプローチとして、開発が始まったETCは10年間の研究期間を経て、2001年に本格運用を開始しました。
ETCの仕組み
ETCは自動車に搭載した車載器と料金所のアンテナが交信し、決済することで料金所を通過することができます。
この時の決済にクレジットカードが利用されているのです。
ETCにとってクレジットカードは切っても切れない深い関係にあるといえます。
ETCの効果は?
渋滞緩和のために導入されたETCですが、運用開始から徐々にETCの普及が進んだことにより渋滞の発生回数や時間は大幅に減少しているとされています。
またそれだけでなく、料金所での一時停止をすることなく通過できることで、高速道路を走る車の燃費や渋滞が緩和されたことによるドライバーのイライラも軽減するなど好影響をもたらしたともいわれています。
今後ETC対応の料金所はさらに増え、従来型の料金所の減少が予想されていますので、ますますETCの利便性は高まると思われます。
まとめ
ETCに関する基本的な事項を見てきました。
ETCは渋滞緩和の効果があり、自分にとってもまわりの運転者にとってもメリットが大きく、料金所の削減により高速道路会社のコスト削減にもつながる、とっても便利なサービスです。
料金所をすいすい通過できることはストレスフリーにもなるので、車を持っていて高速道路に乗る可能性がある方はぜひ利用したいサービスですね。
次回以降、ETCを利用するために必要なものや手続きについて説明していきたいと思います。
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