イオンゴールドカードの特典と年会費、作るための利用条件や近道
イオンカードには「イオンゴールドカード」というゴールドカードがあります。
公式サイトなどで大々的に告知がされていないので、知らない人も意外に多いですがあります。
カードのステータス的にやっぱりゴールドカードを使いたいという人は多いですし、イオンカードの特典に加えてゴールドカード限定の特典もありお得ですので、イオンカードを利用してる人はゴールドカード目指したいですね。
そこで本ページではイオンカードゴールドの特典や取得するための方法、条件などをまとめて紹介したいと思います。
イオンゴールドカードとは
- イオンゴールドカードは通常のイオンカード以上の特典があるカード
- 年会費無料
- 一定条件を満たすと、ゴールドカード入会の案内が来る
イオンゴールドカードとは、イオンカードの機能に加えてゴールドカード限定の特典があるイオンカードのゴールドカードです。
またゴールドカードのカードの中では珍しく、年会費が無料で持てるカードで持てるなら持つのが絶対お得なカードです。
ゴールドカードは申込制ではなく、一定の条件を満たしたイオンカード利用者にインビテーション(招待状)が送られることでカードを作ることができます。
普通にイオンで買い物をしていたら条件を満たして、気づいたらインビテーションが送られてきたという人も少なくありません。
ではどういう条件であれば持てるようになるのでしょうか。
イオンゴールドカードを作れるカード
- イオンゴールドカードが作れるクレジットカードはプロパーカードのみ
- ディズニーデザインのカードもゴールドカード対象のカード
まずイオンカードにはいろいろ種類がありますが、イオンゴールドカードが作れるクレジットカードはプロパーカードと言われる他社との提携をしていないカードです。
具体的にはイオンカード、イオンカード(WAON一体型)、イオンカードセレクトなどのカードです。
イオンカードは普通のクレジットカードで、イオンカード(WAON一体型)はクレジットカードに電子マネーのWAONの機能がついたカード、イオンカードセレクトはクレジットカード、電子マネーに加えてイオン銀行のキャッシュカード機能が付いたカードです。
イオンカード(WAON一体型)、イオンカードセレクトにはディズニーデザインのカードがありますが、ディズニーデザインのカードもゴールドカード対象のカードです。
ディズニーデザインの場合はゴールドカードもディズニーデザインとなります。
コスモ・ザ・カード・オーパスやベネッセイオンカードなどの提携カードではゴールドカードを作ることができません。
イオンゴールドカードの特典
イオンゴールドカード特典には以下のものがあります。
- イオンラウンジが使える
- 羽田空港のラウンジが使える
- 最高3,000万円の海外旅行傷害保険がつく
- 最高3,000万円の国内旅行傷害保険がつく
- ショッピングセーフティ保険が拡大される
- イオンゴールド会員向けの優待パスポートが届く
イオンラウンジが使える
イオンラウンジはイオンやイオンモールに設置された休憩室(ラウンジ)です。少し目立たないとこにありますね。
イオンラウンジはイオンゴールドカードを提示することで入ることができ、1枚のカードで3名まで入れます。
フリードリンクやお菓子。新聞や雑誌、パソコンなども用意されていて買い物中に休憩することができます。
家族が買い物する時に待つのにも使えますね。
ただし・・
最近はゴールドカード保有者が増えたのか、どこのラウンジも結構混んでいて子供も多いので、ゆっくり休憩という感じではないですね。
羽田空港のラウンジが使える
羽田空港にある以下のラウンジも無料で利用できます。
- 羽田空港第一旅客ターミナル内エアポートラウンジ(中央)
- 羽田空港第二旅客ターミナル内でのトランジット(南)
フリードリンクや新聞雑誌等が用意されており、出発までの時間くつろいで過ごせます。
なお費用無料で利用できるのはゴールドカード利用者のみで同伴者は原則有料となります。
羽田空港のラウンジはゴールドカード利用者には定番の特典だと思いますが、イオンゴールドカードでも利用することができます。
イオンゴールドカードは年会費無料のゴールドカードなので、無料で羽田空港のラウンジが使えるのは大きなメリットですね。
海外旅行傷害保険
海外旅行中に病気やけがをした時の治療費が補償される海外旅行傷害保険が最高3,000万円分付帯します。
海外旅行傷害保険は「自動付帯」になっていて、旅行代金をイオンカードで利用していなくても補償される保険になっており、1回の旅行で最長30日まで補償されます。
補償内容と支払限度額は以下の通りです。
- 傷害による死亡・後遺障害:3,000万円
- 傷害による治療費用:200万円
- 疾病による治療費用:100万円
- 賠償責任:3,000万円
- 携行品損害:30万円※携行品損害は、1事故につき免責金額3,000円
- 救援者費用:100万円
国内旅行傷害保険
国内旅行中にけがをした場合に補償される国内旅行傷害保険が最高3,000万円分付帯します。
国内旅行傷害保険は「利用付帯」となっており、イオンゴールドカードで旅行代金やホテル、旅館等の宿泊施設の代金を支払った場合のみ補償の対象となります。
補償内容と支払限度額は以下の通りです。
- 傷害による死亡・後遺障害:3,000万円
- 傷害による入院(最高180日分):日額5,000円
- 傷害による通院(最高90日分):日額3,000円
イオンゴールドカードの付帯保険の補償内容は一般的な水準ですが、逆に言うと無料のゴールドカードで年会費が1万円以上かかるゴールドカードと同レベルの保険がつくのはありがたいですね。
ショッピングセーフティー保険
イオンゴールドカードで購入した商品5,000円から300万円が、購入日から180日間、年間300万円まで補償されます。
事故や偶然にこれらの商品が破損、損害した場合、半年間は補償されるという保険ですね。
あくまで偶然の事故による損害が条件なので、紛失の場合には補償されません。
また宝石や貴金属、自動車、自動2輪、自転車等は補償対象外です。
イオンゴールド会員限定生優待パスポートが届く
またイオンゴールドカード会員限定の優待パスポートが届くことがあります。
定期的に届かないのでどの時期にパスポートが届くかは不明ですが、ゴールド会員限定の割引を受けることができます。
サンキューパスポートのように好きな日に割引を受けることができますが、こちらはサンキューパスポートでは割引の対象外となる食料品もほとんど5%オフとなり、衣料品については20%オフと割引率が高くなっています。
(サンキューパスポートの場合は10%割引)
また2日間利用できるので、利用できる日数も多くなっています。(サンキューパスポートの場合は任意の1日)
サンキューパスポートのゴールド版ということでかなりお得ですね。
以上がイオンゴールドカードの特典です。かなり多くの特典が付いています。
これだけ特典が付いていて年会費無料なのはすごいですね。
とってもお得なので、ぜひともイオンゴールドカードのインビテーションを目指したいです。
イオンゴールドカードを持つにはどうしたらよい?
イオンゴールドカードの条件ですが、公式には発表されていません。(「直近年間カードショッピング100万円以上の方に発行しております。」という記載はあります。)
ただし実際にゴールドカードを作った人、イオン関係者に聞いたところいくつかの条件を1つでもクリアすればOKのようです。
大きく分けると、イオンカードの利用金額や回数、またはイオン銀行のサービス利用状況が条件になっています。
イオンカードの利用
- 年間で100万円以上の利用
- 累計で500万円以上の利用
- 年間で120回以上、かつ合計80万円以上利用
- イオングループのみで年間60万円以上利用
一般的には上記のクレジットカードの利用金額や回数に応じてインビテーションが送られてきます。
なお上記の利用金額にはWAONの利用金額が含まれています。
イオンをよく利用している人であれば自然にクリアしてしまう状況なのかもしれません。
ただし・・・
ゴールドカードのインビテーション狙いで必要ないものを買い物してしまうと逆に損する可能性があるので、イオン普段から利用している人はお得な時に買い物してそのうちインビテーションが届けばいいかなという感じで待つのが良いと思います。
イオンカードセレクトでイオン銀行を利用
- イオン銀行の住宅ローンの利用
- イオン銀行の定期預金残高が500万以上
- 投資信託購入して残高があること
- 個人年金保険の契約
イオンカードセレクトを持っている人は、上記のクレジットカードの利用条件に加えてイオン銀行のサービスの利用、商品の契約などもイオンゴールドカードの条件になります。
まずはイオン銀行の住宅ローンの利用です。
こちらが最短でゴールドカードを作る方法といえます。
イオン銀行の住宅ローンを利用すると「イオンセレクトクラブ」というものに入会ができ、イオンセレクトクラブの会員はもれなくイオンカードセレクトのゴールドカードが発行される特典があります。
こちらについては公式に発表されていますね。
余談ですが、イオンセレクトクラブは特典が充実していて、イオンの買い物が毎日5%オフになったり、定期預金金利が優遇されたり、振込手数料が月3回までWAONポイントで還元されたりします。
特にイオンでの買い物が毎日5%割引になるのはとても大きいですよね。
イオン銀行の住宅ローンは金利もネット銀行なみに低く、最低水準と言っても良い水準ですのでお得です。
イオンをよく使う人はイオン銀行の住宅ローン検討してみるといいと思います。
なお、住宅ローンの契約は新規だけでなく借り換えの場合もイオンセレクトクラブの対象になります。
後は定期預金残高500万以上や投資信託、個人年金保険の契約です。
定期預金500万円というのは結構ハードルが高く、今はイオン銀行は普通預金の方が定期預金より金利が高いというありえない状況になっているので、あまり定期預金を組むメリットはなくおすすめできません。
また、投資信託については興味がある人は買ってみると良いと思います。
イオン銀行の投資信託は購入時に手数料が50%分WAONポイントで還元されます。
NISAでは100%還元され手数料も安くなっており、取り扱いファンド数は250近くありますので、イオン銀行を使ってイオンゴールドカードを目指すなら投資信託を購入するのが一番おすすめです。
個人年金保険についても興味がある人は見てみると良いと思います。
イオンでお得に買物を続けてインビテーションを待つのが基本
以上がイオンゴールドカードを作るための条件です。
最も早く条件を満たすことができるのはイオン銀行の住宅ローンですが、家を持っていない人であればそのその対象になりませんので、狙える人は限られます。
そのため・・
クレジットカードの利用でイオンゴールドカード目指すのが基本的な戦略になります。
シンプルなのは年間100万円利用です。
月の利用額でいうと8万円ちょっと。
家族で使っていればすぐにいってしまうという人もいれば、なかなかハードルが高いという人もいるでしょう。
累計の利用金額でゴールドカードのインビテーションが届く条件もありますので、お得な日にクレジットカード利用しながらインビテーションは気長に待つのがいいですね。
ゴールドカードを作りたいのために強引に欲しくないもの買い物したり、お得でないものを買い物するのは本末転倒であまりおすすめできません。
なおイオンゴールドカードは1度発行されればずっと使うことができ、利用金額が少なくても普通のカードに戻る事はありません。
また家族カードもゴールドカードとなります。
さらにゴールドカードのインベテーションが届くイオンカードの利用金額条件には家族カードの利用もカウントされていますので、家族みんなでイオンカードもってれば協力することでゴールドカードへの道が近づきます。
イオンゴールドカードを目指すのにおすすめのカード
まだイオンカードを持っていない人はゴールドカード条件の選択肢が多いイオンカードセレクトがおすすめです。
イオンカードセレクトはイオンカードの中でも最もお得ですので、これからイオンカードを作る場合はイオンカードセレクトが良いでしょう。
その他のイオンカードを持ってる人も本当はイオンカードセレクトに切り替えるのが1番お得だと思いますが、イオン銀行の口座を開かないといけないなど多少手間もありますので、手続きが面倒という人もいると思います。
イオンカードの中で唯一、WAONへのチャージでもポイントが付き、ポイントの二重取りができます。
またオートチャージもできるので便利です。
このようにイオンカードセレクトはお得なので、その他のイオンカードを持っている人はどこかのタイミングで切り替えしたほうが良いです。
イオンゴールドカードについては作れるのであれば通常のイオンカードより絶対お得になるので、インビテーションが届いた方はぜひ作ってみてください。
イオンカードでお得な日を狙って使って、ぜひイオンゴールドカードを目指していきましょう。
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イオンで20日30日の5%割引を受けられるだけでなく、イオンを利用する上で多くのお得な特典があり、年会費は永年無料。
イオンカードの中で唯一WAONへのチャージでポイントがたまるカードで、イオン系の店舗やWAONを利用する人は必須です。