NTTグループカードの特徴と還元率、メリットとデメリット

公開日:2015年11月23日
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NTTグループカードの特徴や還元率、メリット、デメリットをまとめて紹介しています。

NTTグループが発行していることで、NTTを多く利用している人がお得なカードとなっていますので、自分は得することができるのかサービスの内容を見ていきましょう。

NTTグループカードの主な特徴と評価点

■NTTグループカードの評価点

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メインカード 8.0/10点
サブカード 7.0/10点


年会費(初年度) 1,200円(税別)
年会費(2年目以降) 1,200円(税別)
還元率 0.6%
特殊な還元 NTT利用金額が最大1.5%還元
限度額 10-100万円
発行時間 1週間程度
ブランド VISAMaster-Card
電子マネー


NTTグループカードの評価

NTTグループカードの使える点、良い点

  • WEB明細にすることで年会費無料
  • 利用金額に応じてNTT利用金額の一部をキャッシュバック
  • ポイントコースを選択すると利用金額に応じたポイントがたまる
  • 出光のガソリン代が最大40円/L割引
  • 楽天Edy、nanacoへのチャージでポイントがたまる

WEB明細にすることで年会費無料
NTTグループカードは、NTTグループ利用金額の一部がキャッシュバックされるキャッシュバックコースとポイント還元されるポイントプレゼントコースを選択することができ、NTTの利用金額が多い人はお得になるクレジットカードです。

どちらのコースを選ぶかで大きく還元のルールが変わりますが、どちらのコースを選んでも年会費が税別1,200円かかりますが、カードの利用明細を郵送ではなくWEBで確認するようにすると年会費は永年無料になります。

そのため実質年会費は無料のクレジットカードです。



利用金額に応じてNTT利用金額の一部をキャッシュバック
おまとめキャッシュバックコースの還元は利用金額に応じて決まるキャッシュバック率により、NTT利用金額にキャッシュバック率をかけた金額がキャッシュバックされます。

キャッシュバックの対象となるNTTのサービスはNTT東日本、NTT西日本、ドコモやフレッツ光、ひかり電話などのサービスで、これらの金額の合計金額がキャッシュバック対象金額となります。なお上限は15,000円となっています。

キャッシュバック率は月間カード利用金額により翌月のキャッシュバック率が決まるしくみになっており、利用金額ごとに以下のキャッシュバック率が適用されます。

■利用金額ごとのキャッシュバック率

月間カード利用金額 キャッシュバック率
0円以上20,000円未満 0%
20,000円以上40,000円未満 1.5%
40,000円以上60,000円未満 3.0%
60,000円以上80,000円未満 4.5%
80,000円以上100,000円未満 6.0%
100,000円以上200,000円未満 8.0%
200,000円以上300,000円未満 18.0%
300,000円以上400,000円未満 28.0%
400,000円以上500,000円未満 38.0%
500,000円以上600,000円未満 50.0%
600,000円以上 60.0%

キャッシュバック対象となるNTT利用料金の上限は15,000円ですので、15,000円×60%=9,000円が最大でキャッシュバックされます。月に60万円を利用するのは至難の業ですが、9,000円のキャッシュバックはかなり大きいですね。

60万円利用して9,000円キャッシュバックがあれば還元率は1.5%となりますので、全体の還元率としても悪くありません。

NTT利用料金が上限の15,000円の時に各キャッシュバック率でキャッシュバックされる金額と全体の還元率は以下のようになります。

■NTT利用料金が15,000円の時のキャッシュバック額と還元率

月間カード利用金額 キャッシュバック額 還元率
0円 0円 0%
20,000円 225円 1.13%
40,000円 450円 1.13%
60,000円 675円 1.13%
80,000円 900円 1.13%
100,000円 1,200円 1.21%
200,000円 2,700円 1.35%
300,000円 4,200円 1.40%
400,000円 5,700円 1.43%
500,000円 7,500円 1.50%
600,000円 9,000円 1.50%

全体の還元率は1.13%から利用金額が上がるごとに還元率が上がっていき、月間50万円を超えると1.5%に達します。

つまりNTT利用料金が月に15,000円前後ある人であれば1.1%から1.5%の還元を受けることができるので、常に高還元のクレジットカードになります。

WEB明細にするだけで年会費が無料になる点も大きいですね。



ポイントコースを選択すると利用金額に応じたポイントがたまる
またポイントコースを選択した場合には、通常のクレジットカードと同じく利用金額に応じてポイントがたまります。

ショッピング利用金額1,000円ごとに10ポイント(6円相当)がたまり、たまったポイントは10:6の割合でドコモポイントと交換できるので、還元率にすると0.6%となります。

またNTT東日本、西日本、ドコモなどのNTT関連のサービス利用料金の支払に利用すると、200円ごとに2ポイントがたまります。自社サービスなので還元率が上がるかと思いきや、還元率は同じ0.6%となっています。(ポイントの計算単位が低くなるので若干ポイントはつきやすい)

ポイントコースを選択すると、毎年2月から翌年1月までをボーナスポイント算定期間として、期間中に獲得したポイントが5,000ポイントを超えるたびに500ポイントをボーナスポイントとしてもらうことができます。

5,000ポイントをもらうためには50万円利用する必要がありますが、50万円利用時は5,500ポイント(3,300円相当)がたまることになり、この時の還元率は0.66%となります。



楽天Edy、nanacoへのチャージでポイントがたまる
キャッシュバックコースと比べてポイントコースのメリットが薄いように感じますが、ポイントコースを選択していると楽天Edy、nanaco、モバイルSuica、SMART ICOCAへのチャージをすることができポイントもたまります。

特に楽天Edyにチャージしてポイントがたまるクレジットカードは貴重で、nanacoにチャージしてポイントがたまると税金や公共料金のコンビニ払いが間接的にクレジットカード払いできることになりますので便利です。

NTTグループカードでポイントコースを選択した場合には電子マネーへのチャージ用としても活用していきましょう。

  • クレジットカードと電子マネーの素晴らしい関係
  • ポイント還元率を劇的に上げる裏ワザ「ポイントの二重取り」とは?
  • 楽天Edyの特徴や使える場所、貯まるポイント
  • nanacoの特徴や使える場所、貯まるポイント
  • Suicaの使える場所、ポイントが貯まるお店やお得な活用法


  • 出光のガソリン代が最大40円/L割引
    また、NTTグループカードはどちらのコースを選択していたとしても、出光のガソリン代が前月の出光での利用金額に応じてリッターあたり2円から最大で40円割引される出光キャッシュバックシステムがあります。

    出光での利用金額に応じた割引金額は以下の通りで、月間20万円を超える利用があると最大のリッターあたり40円の割引を受けることができます。

    ■出光での利用金額に応じた割引金額

    出光での利用金額 割引金額
    1,000円以上10,000円未満 2円/L割引
    20,000円の場合 4円/L割引
    50,000円の場合 10円/L割引
    100,000円の場合 20円/L割引
    200,000円の場合 40円/L割引

    こちらの還元も複雑ではありますが、要は前月の出光利用料金に応じて当月の出光でのガソリン割引額が決まるしくみになっています。ある月に出光で多く利用すると翌月のガソリン代がお得になります。

    なお、出光でのガソリン代の支払分はキャッシュバックコースを選んでいても、ポイントプレゼントコースを選んでいても、どちらの還元の計算にも含まれなくなります。


    NTTグループカードの使えない点、悪い点

    • キャッシュバックのしくみがわかりづらい
    • ポイントの還元率が高くない

    キャッシュバックのしくみがわかりづらい
    NTTグループカードのキャッシュバックコースは、NTT利用料金が多い人にとっては還元率が高くお得ですが、前月の利用料金に応じてキャッシュバック率が決まり、その月のNTT利用料金とかけあわせてキャッシュバック額が決まるので、自分のキャッシュバック金額がどれくらいになるのか、またカード全体の利用金額における還元率がわかりづらくなっています。

    還元率は最大でも1.5%ですので、それであればどこで利用しても1.5%の還元が受けられるREXカードや漢方スタイルクラブカード、エクストリームカードなどの高還元カードを利用した方がシンプルでわかりやすく、お得額も多くなりますのでおすすめです。

  • REX CARDの特徴、還元率
  • 漢方スタイルクラブカードの特徴、還元率
  • エクストリームカードの還元率やメリット、デメリット

  • ポイントの還元率が高くない
    またポイントコースを選択した場合には、電子マネーへのチャージでもポイントがたまる魅力がありますが、還元率自体は0.6%程度とそこまで高くありません。

    還元でお得になる金額を多くしたいのであれば上記の高還元カードを使うのが良いでしょう。


    結論(おすすめできるか)

    結論:NTT利用料金が月に15,000円前後の人におすすめ
    NTTグループカードは月の利用料金に応じて、NTT利用料金の一部がキャッシュバックされるクレジットカードです。月のカード利用金額、NTT利用金額が多い人ほど有利になり、最大で月9,000円もキャッシュバックがされます。

    キャッシュバックの対象となるNTT利用料金は月に15,000円が上限となっており、それくらいの利用金額の人であればカードの利用料金で還元率は変わるものの安定的に1.1%から1.5%の還元を受けることができるのでおすすめです。

    ポイントコースは還元率がいまいちですので、コースはキャッシュバックコースがおすすめで、NTTグループカードはNTT光やドコモの携帯電話料金などの合計が15,000円程度ある人におすすめといえます。

    カードを作ったら利用金額が増えるほど還元率が上がっていきますので、メインカードとしてがんがん使うのがおすすめです。

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