ふるさと納税をクレジットカード払いする方法と注意点
ふるさと納税はポータルサイトから寄付することで、最近ではネットショッピング感覚で楽しむことができるようになりました。
そのため、ふるさと納税はクレジットカードで支払うことができるか疑問に感じている人もいると思います。
そこで、ふるさと納税をクレジットカード払いするメリットや注意点を紹介したいと思います。
ふるさと納税についてはこちらでまとめています。
ふるさと納税をクレジットカード払いできる?
- 一部の自治体がふるさと納税のカード払いに対応
- カード払いはポータルサイトが便利
ふるさと納税は一部の自治体がクレジットカード払いに対応しています。
正確な数はわかりませんが、寄付を受け付けている自治体全体の5割から6割ちょっとくらいはカード払いに対応している印象です。
特に人気の自治体は大方クレジットカード払いに対応していますので、お得なお礼の品を選ぶ際にはまずカード払いができる状況と言って良いでしょう。
なお、カード払い以外にもふるさと納税では自治体窓口での現金払い、現金書留、振込、コンビニ決済、キャリア決済、ペイジーなどに対応しています。
■ふるさと納税の支払方法
- クレジットカード払い
- 自治体窓口での現金払い
- 現金書留
- 銀行振込
- コンビニ決済
- キャリア決済
- ペイジー
対応している支払方法は自治体によって変わります。
ほとんどのカードを利用可能
カード払いができる自治体の場合、利用できるカードは以下の国際ブランドのクレジットカードです。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- アメックス
- ダイナース
VISA、Mastercard、JCBに対応していますので、ほとんどのクレジットカードが使用できるといって良いでしょう。
楽天カードやヤフーカード、イオンカードなどの人気カードだけでなく、国内で利用できるクレジットカードであればほとんどのカードが使えます。
特にお得になるカードもなく、年に数回で数万円の支払ですので、ふるさと納税用にクレジットカードを作るというほどでもなく、普段使っているメインカードを支払に利用すると良いでしょう。
なお、カード払いができるかできないかは自治体によって決まっています。
ですので、どのサイトから寄付をしてもカード払いができる自治体はできますし、カード払い不可の自治体はカード払いをすることができません。
そのため、大手ショッピングサイトの楽天市場やYahoo!が運営するふるさと納税サイトだけでなく、さとふるやふるさとチョイス、ふるなびなど各ポータルサイトでふるさと納税のカード払いをすることができます。
カード払いの自治体を探しやすくなっていて、すべての自治体でカード払いが可能なサイトもありますので、ふるさと納税先の自治体を探す時にはポータルサイトを利用するのが便利です。
ふるさと納税をクレジットカード払いするメリット
- ポイントがたまる
- 手元に現金がなくても寄付できる
- お礼の品以上のポイントがたまりやすい
ポイントがたまる
ふるさと納税をクレジットカード払いするメリットは何と言ってもポイントがたまる点です。
ふるさと納税は実質2,000円の自己負担でお礼の品がもらえて、税金の控除もされるお得な制度ですが、クレジットカードのポイントもたまることで一石二鳥から一石三鳥で得することができます。
1万円の寄付をすることで、還元率1%のカードなら100ポイントをためることができます。
結構まとまったポイントになりますし、寄付金が後で戻ってくることを考えると、非常にお得です。
手元に現金がなくても寄付できる
また、カード払いができるということで、手元にお金がなくてもふるさと納税ができるのも良い点ですね。
ふるさと納税は割とまとまったお金が必要になるので、すぐにお金が用意できない人でもカード払いであれば支払ができるので便利です。
カード側の設定で2回払いや3回払いなど分割払いに設定することもできますので、すぐにまとまったお金が用意できない人も安心です。
お礼の品以上のポイントがたまりやすい
あと、クレジットカードの決済金額は大きくなりますのでポイントがたまりやすくなります。
ふるさと納税は寄付金額の半額程度のお礼の品がもらえますので、25,000円分のものをもらう時には50,000円程度寄付することになります。(自己負担は2,000円)
この場合、クレジットカードの決済額は50,000円となり、還元率1%のカードだと500円分のポイントがたまります。
普通に買物している感覚よりもポイントはたまりやすいです。
ふるさと納税をクレジットカード払いをする際の注意点
- カードの名義人が寄付者本人である必要がある
なお、ふるさと納税をクレジットカード払いする際に注意したいのは、カード名義人が寄付する人本人の名義である必要がある点です。
妻名義でふるさと納税をする際に、夫のクレジットカードで決済ということはできませんので、自分名義のクレジットカードを持っていない人はカードを作る必要があります。
主婦や無職の人でも作りやすいクレジットカードには楽天カードやイオンカードなどがありますので、検討されると良いと思います。
ただ、所得がない人はふるさと納税の税金の控除もほとんど受けられなくなりますので、無職でふるさと納税をしたいという人は少ないかもしれませんね。
クレジットカード手数料はかかる?
なお、ふるさと納税のカード払いで気になる点に、「カード払い手数料がかかるか」があると思いますが、クレジットカード払いの手数料は一切かかりません。
銀行振込でもカード払いでも寄付する金額は一緒になります。
カード払いはポイントがたまると考えると、カード払いしないと損をすることになります。
「やらないともったいない」という意味では、ふるさと納税をするかしないかと同じですね。
クレジットカード払いをした時の納付日はいつになる?
クレジットカード払いをした時の納付日がいつになるか気になる人もいると思います。
ポータルサイトのさとふるの場合、納付日は寄付の申し込みが完了した日になるようです。
■さとふるのヘルプサイト参照
寄付の納付日は、さとふるで寄付の申込みが完了した日です。
※確定申告の時に使用する寄付証明書には、「納付日」が記載されます。
参考:さとふるヘルプサイト
いずれにせよ、寄付はなるべく余裕を持って行うのが良さそうです。
人気のお礼の品もどんどん品切れになってしまいますしね。
ふるさと納税にお得なクレジットカード
ふるさと納税をする場合、どのクレジットカードでも支払ができますので、基本的にはポイント還元率の高いクレジットカードで支払うのがお得になります。
楽天が運営する楽天ふるさと納税を利用する場合は、楽天市場などでポイントがたまりやすい楽天カードがポイントもたまりやすくお得です。
年会費無料のクレジットカードの中では、リクルートカードが還元率1.2%となり、お得に利用することができます。
その他にも上述した楽天カードやヤフーカードなどが還元率1%でお得です。
カード払いできる都道府県、市区町村を探す方法
ふるさと納税をカード払いできる都道府県、市区町村を探す際には、「さとふる」や「ふるさとチョイス」などのふるさと納税のポータルサイトを利用するのが便利です。
多くのサイトでカード払いを可能にしていますし、さとふるのように掲載している自治体がすべてクレジットカード払いに対応しているサイトもありますので、カード払いができる自治体にふるさと納税をしたかったらさとふるがおすすめです。
ふるさとチョイスのように全自治体を掲載しているポータルサイトもありますが、さとふるは掲載自治体とはすべて提携しているので発送作業をさとふるで行っており、迅速にお礼の品を配送してくれます。
使ってみるとわかりますが、自治体が直接発送する形だと届くまでに数ヶ月かかります。。
慣れていない部分もあるのでしょうが、一利用者としてかなりありえないと思ったので、ここはネットショッピングのプロであるさとふる(ソフトバンクが運営)から寄付をしてお礼の品を送ってもらうのが早いです。
コールセンターがあってサポート体制もしっかりしており、サイトもふるさとチョイスより見やすいと思いますので、まずさとふるで探してみて、なかなか良いお礼の品がない時にはふるさとチョイスで全自治体の中から探すのが良いと思います。
ふるさと納税は良いことずくめで、利用しないと損といえる制度ですので、まずはどんなお礼の品があるかチェックしてみてください。
なお、年収2,000万円以上の人なら、ふるさと納税コンシェルジュがおすすめの寄付先を提案してくれるふるなびがおすすめです。
年収2,000万円以上になると、控除される税金も多くなり、寄付できる先が多くなり迷うので、ふるなびに提案してもらうのが良いでしょう。
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