クレジットカードの審査基準と一般的な審査項目

公開日:2015年10月2日
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クレジットカード加入までの流れの中でも紹介しましたが、クレジットカードを作ろうと申し込みをした後、クレジットカード各社では申し込みしてきた人が適格か審査をします。

クレジットカードの名前通り、「信用」してよいかをチェックするわけですね。

どういった点を審査しているかは当然公開されていませんが、一般的にこういった点を見られているという点を説明していきたいと思います。

それでは早速見ていきましょう。

1.氏名、性別、生年月日、住所

申し込みした人の基本的な情報は審査でも重視されます。

なりすましなどのチェックのほかに、特に年齢部分は重要な審査の対象になります。

一般的に高齢になるほど安定しているということで有利になります。ただし、高齢の方ははじめてクレジットカードを作るというケースだと不自然と思われ、逆に不利になることもあるようです。


2.勤務先、勤続年数

勤務先と勤続年数もかなり重視されチェックされます。

サラリーマンの場合は支払能力に直結する項目ですので当然ですね。

勤続年数は特に重要で年功序列の考えで年収が高くなる傾向になるだけでなく、転職を繰り返している人だとまたいつ仕事を変えるかわからないということで、勤続年数が長い人の方が安定した収入があるとして高い評価になるようです。


3.家族

配偶者、子供の有無も審査されます。

一般的には配偶者や子供はいた方が仕事を急にやめるリスクがないため安定収入が期待できるとして評価が高くなります。


4.持ち家の有無

持ち家の有無も審査時に見られるといいます。

持ち家は万が一の際の担保になり、ローンがあれば仕事も突然はやめないであろうという理由で安定収入が期待できるという点からそのように考えられているようです。


5.クレジットヒストリー

クレジットヒストリーとはこれまでの借入や支払いなどの信用に関わる取引をどのように行ってきたかの履歴です。

私たちの信用情報は個人信用情報センターというところで管理されており、金融機関はアクセス可能なため、全金融機関で共有された情報を持っています。

そのためある会社のクレジットカードをはじめて作る場合も過去の他社との取引状況を加味したクレジットヒストリーが審査されることになります。

クレジットカード各社はカードの申し込みがあると、この個人信用情報センターに照会をかけ、申込者の過去の支払履歴や借り入れの状況、延滞などを含めた支払状況を点数をつけて合計点で評価されます。

余談ですが、個人信用情報センターに登録された自己破産や長期延滞などの事故情報はブラック情報と呼ばれており、これがブラックリストの語源となっているといわれています。

また、見落としがちなのがこのクレジットヒストリーにはクレジットカードの申し込みの情報が含まれることです。一度に4、5枚同時に申し込むと不自然な行為とみなされいわゆる申し込みブラックということで警戒され審査に不利になるといわれています。


6.人間性

対面で申し込んだのに人間性などわかるわけがないと思われるかもしれませんが、申込書を紙で記入している場合、あまりに汚く書いたり情報が足りないと審査に不利であるといわれています。

あまりに汚い文字だったり記載が適当だといい加減な人だと思われてしまうのでしょうね。

その真偽は不明ですが、対面で申し込みするときも係りの人になるべく多くの項目を記載するように促されます。

こんなところで審査落ちなどするのも非常にもったいないので申し込み内容についてはきれいに過不足なく記載するようにしましょう。


まとめ

以上が審査基準に関するポイントです。

一般的に言われている項目ですので信ぴょう性については定かではありませんが、信用というものを見る意味では納得できる項目ばかりだったのではないかと思います。

審査されるポイントは根本的なところが多く、変えられないものが多いので気を付けられるのは「一度に4枚以上カードを申し込まない」、「紙で申し込みをする時は丁寧に書く」くらいですが、参考情報として知っておいて、もし審査に落ちた場合は年齢や勤続年数を重ねた後に再度申し込みすることを検討するなどしましょう。


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