ETCカードの選び方とチェックポイント
ドライバーにとって欠かせないものとなったETC。ETCを利用する上で必要なのがETCカードです。
通常のクレジットカードではなくETC専用のカードのためどう選べばよいかわからないという方も多いと思いますので、ETCカードの選び方について考えていきたいと思います。
ETCカードは本体カードで決まる
まずETCカードを選ぶ際に理解しておきたい前提として、ETCカードは原則単体では発行できず、本体カードに追加して発行する追加カードの位置づけになるという点です。
つまり普段利用しているクレジットカードとは別に追加する形でETCカードを発行するんですね。(一部本体カードと一体化したETCカードもありますが、概念的にはあくまで追加された別のカードです。)
そしてクレジットカードごとにETCカードの発行手数料や年会費が設定されていて、ETCカードを利用した額に応じてたまるポイントも、本体カードのサービスに基づいたポイントがたまることになります。
ETCカード選びはつまりどのカードからETCカードを追加発行するのがお得か?という観点で考えないといけません。ETCカードの機能自体はほとんど差がないといってよいので、ポイントは費用面の発行手数料と年会費をチェックすればOKです。
ETCカードをもとに本体カードを決めてはいけない
注意点として、これからクレジットカードを作ろうとしている場合、ETCカードも追加発行する予定だからといって、ETCカードの追加発行が有料、無料という点を本体カードを選ぶポイントにしてはいけないということです。
先に書いた通り、ETCカードは機能自体はほとんど差がありません。なのでETCカードの追加発行が有料であれば違うカードから発行すればよく、それによってもっとも大事な本体カードの還元やサービスをあきらめることは意味がありません。
本体カードを決めた後にETCカードの追加発行が有料か無料かを確認する程度でOKです。
無料であればそのまま追加発行すればよいですし、有料であれば、本体カードの年会費が永年無料でETC発行・年会費も無料のカード(JCB ETIなど)をサブカードとして作ってETCカードを追加発行すればよいわけです。
ETCカードの発行手数料をチェックする
ETCカードを追加発行する本体カードが決まったら、ETCカードの発行手数料を確認します。
これは発行時に一度だけかかる費用ですね。ほとんどが無料だと思いますので念のためという意味で確認しましょう。
ETCカードの年会費をチェックする
次にETCカードの年会費をチェックします。
これはETCカードを追加発行したことによる毎年かかる費用ですね。無料か高くても年間525円のカードが多いようです。
ここでも基本は無料であるカードから追加発行するようにしましょう。
まとめ
ETCカードの選び方について考えました。
今回説明したETCカードの選び方についてまとめると以下の通りです。
- 本体カードの特徴から選ぶ
- ETCカードをもとに本体カードを決めてはいけない
- ETCカードの発行手数料をチェックする
- ETCカードの年会費をチェックする
ポイントとしてはETCカードはあくまで追加カードなので、ETCカードを追加する本体カードの特徴をとらえて、自分にあったクレジットカードを選び、ETCカードを追加発行する必要があるという点です。
また多くのカードはETCの追加発行は無料ですが、ETCカードは発行する際の手数料および年会費がかかるケースがあります。現在のメインカードまたは新しく作る本体カードがETCカードの追加発行が有料の場合は無理に作らず、発行手数料および年会費が無料のカードを作ってETCカードを追加発行するようにしましょう。
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