国民年金保険料をクレジットカード払いする方法とメリット
自営業やフリーランスの人は公的年金は国民年金に加入して保険料を支払っていると思いますが、国民年金の保険料をお得に支払う方法としてクレジットカードで支払うという方法があります。
クレジットカードで支払うことでポイント分だけ得をするので、日々の支出をなるべくクレジットカードでまとめて払うのがカードで節約をする基本です。
クレジットカード以外の支払方法にどのような支払方法があるかも含めて見ていきましょう。
国民年金保険料をクレジットカード払いする方法
- 払込用紙による支払
- 口座振替による支払
- クレジットカード払い
国民年金保険料の支払方法には払込用紙で支払う方法と口座振替で支払う方法、クレジットカードで支払う方法の3種類があります。
クレジットカードで支払うことが可能になっていますので、クレジットカード払いがしたい人は最寄りの年金事務所で申し込みをすることで可能になっています。
半年分、1年分を先にまとめて納付することでお得に
クレジットカードでは保険料の納付方法として、毎月納付、6か月前納、1年前納が可能になっています。6か月前納、1年前納は半年分や1年分の保険料を先に支払う一括納付のことで、先にまとめて保険料を納めることで割引を受けることができます。
1年前納をすると、割引だけで約4,000円も保険料を節約することができます。保険料の支払が約18万円あることを考えると、クレジットカードの還元で約2,000円得することができ、合計で約6,000円もお得になります。
申し込みにあたっては基礎年金番号とクレジットカード番号、印鑑が必要になりますので、これらがわかる年金手帳やクレジットカードなどを持って年金事務所に行くと変更できます。
一番お得な支払方法は口座振替
- 一番お得な支払方法は口座振替
- 2年前納すると支払額が高額になるので、クレジットカード払いとどちらが良いか検討する
ただし、国民年金保険料の最もお得な支払方法は口座振替です。
口座振替を利用した場合のみ、2年分の保険料を先払いする2年前納が可能になっており、この時の割引額が2年で約18,000円となり、年間約9,000円割引になることを考えるとクレジットカードで1年前納で支払うよりもお得です。
2年前納するには30万円以上が必要になる
2年前納をしようと思うと、30万円以上を一括で支払う必要があるため、すべての人が利用できるわけではなく、手元にお金が残らないことを考えると、特に自営業の人は躊躇する人が多いと思います。
そのような人はクレジットカードでの1年前納や半年前納を利用することで、少し実際の出金を遅らせつつ割引や還元で得する方を選ぶと良いでしょう。
もちろん、手元にある程度のお金がある人は口座振替で2年前納をして、多額の割引を受けると良いでしょう。
2年前納は口座振替により行うことができるので、払込用紙による支払をしている人は2年前納をすることができません。(半年前納、1年前納は可能)
また、振込手数料やATM手数料が便利で金利も高いネット銀行を利用している人は最近増えていますが、国民年金保険料の引き落としができるネット銀行は限られています。
詳細は別の記事で紹介していますが、多くのネット銀行では対応していませんので、国民年金保険料を口座振替する際にはメガバンクやゆうちょ銀行などの銀行口座を利用する必要があります。
色々注意点はありますが、自分にあったお得な支払方法で国民年金保険料を支払い、お得に老後に備えるようにしましょう。
国民年金保険料を支払うのは国民の義務ですが、そもそも支払った方が得なので、国民年金保険料を滞納している人はすぐに支払うか、免除制度の相談などに年金事務所に行くのが良いですよ。
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