二重決済や二重請求の確認方法と発見した時の対応
クレジットカードを利用していて、同じ決済内容が二重で記録されて請求されたことはありませんか?
1万円の買い物を1度しただけなのに、2回分記録されていて倍の2万円が請求されてしまうようなことで、このようなケースをクレジットカードの「二重決済」や「二重請求」、または「重複決済」や「重複請求」と呼びます。
クレジットカードの二重決済は気付かないとそのまま倍の金額を支払わないといけなくなるので、おかしいなと思ったら確認をして気付いたらきちんと対応を取る必要があります。
本記事ではクレジットカードの二重決済や二重請求の確認方法や対応を紹介したいと思います。
クレジットカードの二重請求が起きる原因
■クレジットカードの二重請求が起きる原因
- 店員(加盟店)の作業ミス
- 悪意のある不正利用
クレジットカードの二重請求が起きる原因の多くは加盟店の店員の操作ミスによるものです。
クレジットカードの通信がうまくいかず何度か決済機にカードを通した経験のある人は少なくないと思いますが、そのような際に二度決済がされてしまい二重請求がされてしまいます。
ただし、中には悪意のある店員が意図的に二重決済をするケースもあります。二重決済はカード会社により取り消される場合がほとんどですが、二重決済をして客である私たちが気付かなければお店には倍の売上が上がることになります。
そのようなことを狙って、一部(特に海外)の店舗では店員が二重決済をしてくる場合があります。
悪質な場合は一度決済したカード番号をもとに偽の売上データをでっちあげるところもあるので、特に海外でクレジットカードを利用した時には入念な確認が必要です。
二重決済されているかの確認方法
■二重決済されているかの確認方法
- 毎月のクレジットカード利用明細を確認して、同じ金額・加盟店の明細が2つないかチェックする
二重決済がされていないかの確認をするには、毎月のクレジットカード明細を確認するだけです。
クレジットカードの明細をチェックして、同じ加盟店・金額の利用明細がないかを確認します。一度の決済で二回分の利用金額を決済してしまっている場合もありますので、念のため利用金額が自分の認識とあっていることもあわせて確認するのも良いでしょう。
海外で不正利用や二重決済をされるリスクが高いことを考えると、海外出張や海外旅行でクレジットカードを利用した月は特に入念に確認をした方が良いでしょう。
他の不正利用の確認もすべて利用明細を確認することでできますので、クレジットカードを利用している人は毎月利用明細を確認するという習慣をつけると良いですね。
利用明細を確認することで家計簿的に自分の出費の内訳を把握することもできますので、出費の管理という面でも良い習慣といえますね。
二重決済されていた場合の正しい対応
■二重決済されていた場合の正しい対応
- クレジットカード会社に連絡をして一方の請求を無効にしてもらう
二重決済を発見してしまった場合は、クレジットカード会社に連絡をして請求を無効にしてもらいましょう。
クレジットカードは不正利用など身に覚えのない請求金額については、カード会社に連絡をしておかしな請求であることが認められれば、請求を無効にしてくれます。
二重決済であれば同じ店で同じ金額の請求が出ていて、明らかにおかしな請求ですので、比較的簡単に認めてもらえると思います。
注意点は期間の制限があることです。
クレジットカードの不正利用は利用日から60日以内であれば請求を無効にしてくれるますが、逆を言うと60日を経過してしまうと請求を無効にしてくれません。
そのため、二重請求を発見したらすぐにクレジットカード会社に連絡をするとともに、上述したカード明細の確認を毎月きちんとするようにしましょう。
毎月クレジットカードの利用明細をチェックしていれば、二重決済を発見した時に利用日から60日以上が経過していたということはなくなりますからね。
「使っていないカード利用金額の請求が来た」という意味では全く身に覚えのない利用金額の請求が来た場合と同じ対応になりますね。
日本のクレジットカード会社では、不正利用をされてもカード会社が被害額の責任を負ってくれるので安心してクレジットカードを利用することができます。
不正利用は怖いものですが、カード会社に相談をすれば大抵のことは解決するので、困ったことがあったらまずはカード会社に連絡することを習慣化しておくと良いですね。
当サイトのおすすめクレジットカード
イオンで20日30日の5%割引を受けられるだけでなく、イオンを利用する上で多くのお得な特典があり、年会費は永年無料。
イオンカードの中で唯一WAONへのチャージでポイントがたまるカードで、イオン系の店舗やWAONを利用する人は必須です。