電子マネーnanacoの特徴や使える場所、貯まるポイント
電子マネーnanacoの特徴や使える場所、入金方法やお得な活用方法をまとめて紹介しています。
これからnanacoを使いたい人やnanacoをスマートに使ったり、お得に活用したい人向けの情報を紹介していますので、そのような人はぜひ参考にしていただければと思います。
少し長いですが、ご自身が気になる点だけでも参考にしていただければと思います。
nanacoの特徴と使えるお店
nanacoは利用可能店舗で現金のように支払いができる電子マネーで、事前に入金(チャージ)して利用することができるプリペイド型の電子マネーです。
事前に入金をしておくことで支払う時にはさっとかざすだけで支払いができて、ポイントもたまるので、お手軽さとお得さが大きなメリットです。
nanacoはセブン&アイグループが運営している電子マネーですので、セブンイレブンやイトーヨーカドーなどのセブン&アイグループの店舗でnanacoが使用することができます。
■nanacoが使える主なお店
- セブンイレブン
- イトーヨーカドー
- 西武・そごう
- ロフト
- カクヤス
- ビックカメラ
- デニーズ
- ミスタードーナツ
- コカ・コーラ(一部の自動販売機)
- ヤマト運輸
利用店舗数は公表されていませんが、利用店舗はセブン&アイグループの店舗と一部チェーンに限られていますので、全国30万か所以上で利用できる楽天edyや10万か所以上で利用できるJR東日本が発行するSuicaと比べると利用店舗は少なくなっています。
そういう意味ではセブンイレブンやイトーヨーカドーなどのセブン&アイグループの店舗を利用する人向けの電子マネーという性格が強くなっています。
nanacoの種類とモバイルnanaco
- カードタイプ
- モバイルnanaco
nanacoにはカードタイプとおサイフケータイに内蔵されたモバイルnanacoの2種類があります。
カードタイプの中にもnanaco機能のみが搭載されたカードと、クレジットカードにnanacoが内蔵された電子マネー内蔵型のクレジットカードの2種類があります。
機能的にはどちらも変わりませんので、持ち運びのしやすさや財布のスペースなどでどちらを選択するか好みで決めると良いでしょう。
ただしカードタイプは発行手数料が300円かかりますがモバイルnanacoは無料となっています。年会費はともに無料ですので、発行手数料が気になる人はモバイルnanacoを利用すると良いでしょう。
モバイルnanacoはおサイフケータイだけで利用可能ですのでandroidの一部機種でのみ利用可能です。つまりiPhoneを利用している人はモバイルnanacoを利用できずカードタイプを利用する必要があります。
nanacoを使ってたまるポイントとたまるお店
nanacoは利用することで100円ごとに1ポイントnanacoポイントという独自のポイントがたまります。
nanacoポイントは1ポイント1円でnanacoに交換することができるので、100円使えば1ポイント、10,000円使えば100ポイントがたまり1%が戻ってくることになります。1%の還元率ということもできます。
なお、ポイントは店舗によっては特定の商品を購入することでさらにポイントがたまるボーナスポイントもあります。商品によっては5%以上の還元があることもあります。
ポイントはセブン&アイグループの店舗であれば支払い後にすぐポイントがたまり、セブン&アイグループ以外のチェーンで利用した場合は後日ポイントが付与されます。
nanacoへチャージできるクレジットカード
どのタイプのnanacoでもチャージ方法は一緒で、チャージするにはいくつか方法があります。
- 店頭でチャージ
- セブン銀行でチャージ
- クレジットカードでチャージ
nanacoが利用できる店舗の店頭(レジ)で入金する方法と、セブン銀行で入金する方法、またクレジットカードからチャージする方法があります。
クレジットカードから入金するとクレジットカードのポイントもたまるので、お得さの面から見るとクレジットカードからチャージするのが良いといえるでしょう。
クレジットカードからチャージしてnanacoを利用することで、上述したnanacoポイントとクレジットカードのポイントが二重に貯めることができますので、1%以上の高還元カードを利用すればnanacoポイントと合わせて最低でも2%以上の還元率を得ることができます。
なお、nanacoにチャージすることができるクレジットカードは限られており、以下のクレジットカードからチャージが可能になっています。
■nanacoにチャージできるクレジットカード
- セブンカード・プラス
- セブンカード/アイワイカード
- クラブ・オンカードセゾン/ミレニアムカードセゾン
- JCB
- セゾンカード
- UCカード
- 三井住友カード
- VJAグループカード
- ジャックスカード
- JPBANKカード
- DCMXカード
- MUFGカード
- DCカード
- UFJカード
- NICOSカード
- セディナカード
- OMCカード
- ライフカード
- NTTグループカード
nanacoのサービス開始当初はセブンカードやアイワイカードのみしかチャージができませんでしたが、最近ではチャージ可能なクレジットカードが多くなっています。
上記は2019年時点のチャージ可能クレジットカードですので、最新の情報はこちらで確認することができます。
チャージ可能なクレジットカードの中でもセブンカード・プラスはセブンイレブンやイトーヨーカドーでは1.5%の還元があるカードでnanacoと相性が良いカードです。
セブンカード・プラスはnanacoへのチャージで0.5%の還元を得ることができるので、nanaco利用時のポイントと合わせると1.5%の還元があります。
nanacoとクレジットカードを使ってお得に活用する上ではセブンカード・プラスが最もおすすめのクレジットカードです。
nanacoとクレジットカードの併用でできる節約ワザ
- クレジットカードでチャージしたnanacoで税金の支払いをすることで、チャージ時のクレジットカードのポイント分だけ得をすることができる
nanacoとセブンカード・プラスでも大きく還元率を上げることができますが、クレジットカードと電子マネーを併用することで得する方法はまだあります。
その一つがnanacoで税金を支払うことです。
通常、コンビニでの電子マネー支払ができる商品は決まっており、公共料金や税金の支払いには電子マネー払いをすることができません。
その中で唯一電子マネーで税金の支払いができるのがnanacoです。nanacoが使えるのはセブンイレブンだけですので、セブンイレブンでnanaco払いすることが唯一税金を電子マネーで支払う方法です。
税金を電子マネーで支払ってもnanacoポイントはたまらないのですが、クレジットカードからnanacoへチャージすることでクレジットカードのポイントをゲットすることができます。
セブンカード・プラスを使えば合計0.5%の還元がありますので、電子マネーで税金を支払うことで実質0.5%%の節税ができます。
所得税や住民税、固定資産税などの税金だけでなく、国民年金保険料や国民健康保険料もコンビニで電子マネー払いをすることでポイント分だけ得することができます。
税金や国民年金の保険料を電子マネーで支払って得するにはnanacoにチャージをしてポイントがたまるクレジットカードを利用する必要があります。
上記で紹介したnanacoにチャージができるクレジットカードの中でも、チャージ時にポイントがたまるカードとたまらないカードがあります。
またどうせポイントをためるなら還元率の高いカードでポイントをためる必要があります。nanacoチャージで0.5%の還元があるセブンプラスカードがおすすめですが、年会費永年無料で1%の還元がある楽天カードもnanacoのチャージでポイントがたまる数少ないカードです。
楽天カードは年会費無料で還元率も1%と高く、さらに楽天市場では還元率が2倍になり、その上付帯保険つきというかなり優秀なカードなので、人気のクレジットカードです。すでに持っている方はnanacoと組み合わせて利用すると良いでしょう。
ただし楽天カードからチャージする際には1点だけ注意点があります。それは楽天カードからnanacoにチャージしてポイント付与の対象となるのは国際ブランドがJCBのカードのみです。
VISAやMasterではポイントが貯まりませんのでその点は注意しましょう。すでにJCB以外のカードを持っている人は国際ブランドの変更手続きをしても良いですが、面倒でもありますのでセブンカード・プラスを作るのが最もシンプルな解決法といえるでしょう。
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