イオンカードと三井住友カードを徹底比較!作るならどっち?
イオンカードと三井住友カードはともに人気のカードですので、比較して検討されてる方が多いと思います。
どちらのカードも初めて作るクレジットカードという人も多く、なかなか違いもわかりづらいと思いますので、本ページではイオンカードと三井住友カードのサービス内容や特徴を比較していきたいと思います。
主な特徴の比較
イオンカードと三井住友VISAカードクラシックの主な特徴を比較して見てみましょう。
■イオンカードと三井住友VISAカードクラシックの主な特徴
イオンカード | 三井住友VISAカードクラシック | |
---|---|---|
券面デザイン | ||
年会費 | 永年無料 | 1,250円(税抜) |
還元率 | 0.5% | 0.5% |
ポイント | ときめきポイント | ワールドプレゼント |
主な特典 | 毎月20日30日イオンで5%割引など多数 | 海外でも安心な「VJデスク」がサポート |
付帯保険 | ショッピング補償、カード紛失盗難保険 | 海外旅行傷害保険、ショッピング補償、カード紛失盗難保険 |
入会キャンペーン | 4,000円から7,000円相当のポイントプレゼントキャンペーンを随時実施 | 4,000円から10,000円相当のポイントプレゼントキャンペーンを随時実施 |
イオンカードのメリット
イオンカードのメリットはなんといってもイオンでの割引が多く受けられることです。
20日30日に5%割引になる「お客様感謝デー」は、イオンカードを提示することで割引が受けられます。
つまりイオンカード持っていないと20日30日5%オフを受けることができません。
イオンが近くにある人は必要なものを20日30日にまとめ買いしている人が多いと思いますので、この特典が受けられるか受けられないかはとても大きいです。
またイオンカードセレクトやイオンカード(WAON一体型)であれば、カードの利用があれば毎月一部の商品を5%から10%割引で買える「サンキューパスポート」やさらに割引対象が多い「バースデーパスポート」が1年に1度もらえるなどの特典もあります。
その他にもイオンシネマが割引価格で見れたり、イオン以外のチェーンでも割引を受けることができたり、多くの特典があります。
イオンを利用する人にとっては必須のカードといえます。
ポイント還元率は200円ごとに1ポイントなので0.5%です。
一般的な還元率で決して高還元のカードとは言えませんが、年会費は永年無料のクレジットカードですので、イオンカードにメリットを感じる人は作っておいて損のないカードです。
ちなみにイオンカードを作るならイオンカードと電子マネーのWAON、イオン銀行のキャッシュカードが1つになったイオンカードセレクトが最もお得でおすすめです。
イオン銀行の口座開設をしたくないという人は、イオンカード(WAON一体型)がおすすめです。
三井住友カードのメリット
一方、三井住友カードは銀行系の安心感があり、海外旅行傷害保険が付帯するなど便利なカードです。
券面デザインが高級感のあるシルバーのものになっていて、知名度の高い銀行系のクレジットカードですので、ビジネスマンの人が人前で使うのにも安心して使えるクレジットカードです。
取引先の前でイオンカードで支払うのはちょっと恥ずかしいという人もいますからね。
三井住友カードを利用していればゴールドカードにステップアップすることもでき、さらなるステータスを得ることもできます。
正統派の銀行系のゴールドカードが欲しい人はまず三井住友VISASクラシック等のスタンダードなクラスのカードを利用するのがおすすめです。
年会費は初年度無料で2年目以降1,250円(税別)の年会費がかかります。
ですが、クレジットカードの利用明細を郵送ではなくネット上で発行してもらう「ウェブ明細サービス」にすると最大で1,080円の割引になります。
また三井住友カードのマイ・ペイすリボに登録して、年に1回以上カードの利用があれば、翌年度の年会費が無料になります。
「マイ・ペイすリボ」はリボ払いサービスで、支払いはリボ払いになってしまいますが、毎月のリボ払いの金額をカード利用額全額に設定することもできるので、リボ払いの手数料をかけることなく1回払いと同じように支払いをすることもできます。
ということで、三井住友VISAカードクラシックは実質年会費無料です。
実質年会費無料のカードでありながら、最大2,000万円の海外旅行傷害保険も付帯するので、海外旅行が多い人は1枚持っておくと安心です。
電子マネーのiDを付帯させることもできるので、電子マネーでさっと支払いをするためのカードとしても利用することができます。
メインカードとして利用している人も多く、人気のクレジットカードです。
このようにイオンカードと三井住友カードはそれぞれに特徴はありますが、どちらも便利に使える人気のカードです。
イオンカードは年会費無料、三井住友カードは実質年会費無料にすることができるカードなので、迷った場合は2枚持ちをするのもおすすめです。
特にイオンカードは持っているだけで受けられる割引特典が多いので、イオンやその関連施設をよく利用する人は持っておいた方が良いカードです。
イオンカードと三井住友カードの違い
ポイントの違い
イオンカードでたまるポイントは「ときめきポイント」というポイントです。
ときめきポイントは商品や他のポイントと交換することができます。
交換できるポイント等は別の記事で紹介していますが、WAONポイントに交換することで1ポイント1円として利用することができます。
WAONポイントは電子マネーのWAONに交換することができるので、イオンカードでたまったポイント(ときめきポイント)をWAONポイントを経由してWAONに交換して、またイオンで使うことができます。
イオンカードはイオンでよく買い物する人向けのカードですので、ポイントの交換先はWAONポイントが便利ですね。
三井住友カードを利用してたまるポイントは「ワールドプレゼント」というポイントです。
1,000円につき1ポイントがたまるようになっていて、1ポイント5円相当なので還元率にすると0.5%です。
還元率にするとイオンカードと三井住友カードの数字は一緒ですが、200円ごとにポイントが付与されるイオンカードの方が実際に利用しているとポイントがたまりやすいです。
ワールドポイントは楽天スーパーポイントやWAON、auWALLETポイントを始めとして多くのポイントと交換が可能です。
ポイントの最小交換単位が200ポイントからというものが多く、使い勝手はかなり良いといえます。
付帯保険の比較
クレジットカードには持っているだけ、あるいは利用したときに使える付帯保険が付いているものがあります。
付帯保険には、主なものにショッピング保険、国内旅行傷害保険、海外旅行傷害保険、カード紛失盗難保険の4つがあります。
年会費無料や実質年会費無料のカードには付帯保険が付いていないものも多いですが、イオンカードと三井住友カードはどちらも付帯保険が付いているクレジットカードです。
■イオンカードと三井住友カードの付帯保険
イオンカード | 三井住友カード | |
---|---|---|
ショッピング保険 | ○ | ○ |
国内旅行傷害保険 | – | – |
海外旅行傷害保険 | – | ○ |
カード紛失盗難保険 | ○ | ○ |
イオンカードにはショッピング補償が付帯しており、5,000万円以上の商品は購入から180日以内であれば盗難や被害を受けた場合に補償してくれます。
三井住友カードは海外旅行傷害保険が付帯してるのが特徴です。
最高2,000万円の保証があり、保証期間は90日間です。
なお付帯条件は利用付帯となっており、旅行代金をクレジットカードで支払ったときのみ保証がされるものになっています。(利用料金の支払の有無に関わらず付帯するものを自動付帯といいます。)
ですので、海外旅行の代金を決済する場合には三井住友VISAカードを利用したいですね。
その他に三井住友VISカードは「VJデスク」という日本語サポートデスクを海外に設置しているため、パスポートやクレジットカードの紛失や盗難といったトラブルの際に日本語でサポートしてくれます。
海外旅行によく行く人は心強いサービスです。
このようなサービスもあるので、付帯保険については三井住友カードの方が手厚いといえます。
ETCカード
クレジットカードを比較する上でETCカードの発行が有料か無料かという違いもあります。
クレジットカードの年会費が無料でも、ETCカードの発行料や年会費が有料の場合もあります。
イオンカードはETCカードの発行も年会費も無料となっています。
三井住友カードの場合はETCカードの発行料は無料ですが、年会費は500円かかります。ETCカードを発行した人はイオンカードからETCカードを発行するのが良いです。
審査
最後に審査についてです。
クレジットカードの審査内容の詳細は公表されていませんが、様々なところで利用者の口コミ情報があります。
それらを見ると、イオンカードは比較的審査が通りやすいカードです。
主婦や無職の人でも審査を通ることがあるので、まさに主婦の味方と言えますね。
私も無職に近いフリーランスの時代にイオンカードを作ることができました。
一方で、三井住友カードは審査がとても厳しいというわけではありませんが、イオンカードよりはしっかり審査をするクレジットカードです。
銀行系のクレジットカード会社ですので、カードを作る際にはある程度の収入と職歴が求められます。
ただしこの辺りはどういう人であれば絶対通るとか通らないなどはわかりませんので、カードが必要な際には実際に申し込みをしてみることをおすすめします。
まとめ
イオンカードと三井住友カードのサービス内容を見てきました。
まとめるとイオンカードはイオンを利用する人ならぜひ持っておきたい必須のカードです。
一方で、イオンを利用することがあまりない、あるいは少ない人でスタンダードなクレジットカードを持ちたい人は三井住友カードがおすすめといえます。
ご自分の買い物状況や好みなども併せて検討してみてください。
当サイトのおすすめクレジットカード
イオンで20日30日の5%割引を受けられるだけでなく、イオンを利用する上で多くのお得な特典があり、年会費は永年無料。
イオンカードの中で唯一WAONへのチャージでポイントがたまるカードで、イオン系の店舗やWAONを利用する人は必須です。