イオンカードと楽天カードを徹底比較!作るならどっち?
イオンカードと楽天カードはともに年会費無料で人気の高いクレジットカードです。
また比較的作りやすいカードとしても知られており、「初めてクレジットカードを作る人」や「自分の属性に自信がない人」はイオンカードと楽天カードを比較してどちらのカードを作ろうか考えている人も多いと思います。
そこで本ページではイオンカードと楽天カードを比較して、それぞれの特徴を見てきたいと思います。
イオンカードと楽天カードの比較
主な特徴の比較
イオンカードと楽天カードの主な特徴を比較して見てみましょう。
比較するのは年会費、還元率、お得になるお店、ポイントの使い道、付帯保険、キャンペーン、その他サービス、審査などです。
■イオンカードと楽天カードの主な特徴
イオンカード | 楽天カード | |
---|---|---|
券面デザイン | ||
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
還元率 | 0.5% | 1.0% |
ポイント | ときめきポイント | 楽天スーパーポイント |
主な特典 | 毎月20日30日イオンで5%割引など多数 | 楽天市場などでポイント2-4倍 |
付帯保険 | ショッピング補償、カード紛失盗難保険 | 海外旅行傷害保険、カード紛失盗難保険 |
入会キャンペーン | 4,000円から7,000円相当のポイントプレゼントキャンペーンを随時実施 | 4,000円から8,000円相当のポイントプレゼントキャンペーンを随時実施 |
イオンカードのメリット
イオンカードのメリットとしては何といってもイオン系のお店での買い物がお得になる点です。
イオンの買い物では常にポイントの還元率が2倍になりますし、20日30日の「お客様感謝デー」で5%の割引を受けることができます。
その他にもイオンシネマでの割引やカード会員向けの割引サービス「サンキューパスポート」や「バースデーパスポート」などカードを作るだけで数多くの割引特典があります。
またウェブ明細登録をして、カードの利用明細を郵送からネットにするだけでときめきポイントが10ポイントもらえる点も地味にうれしいですね。
楽天カードの場合は、カードの利用明細を郵送にしていると手数料が逆に80円がかかり、WEB明細にしても特に特典はありません。
またイオンのゴールドカードは一定の基準を満たせば、インビテーションが届き、年会費無料でゴールドカードを作れます。
一方で楽天のゴールドカードには楽天プレミアムカードがありますが、こちらは年会費が税別1万円かかります。
プライオリティーパスが無料で利用できるなどメリットも多いですが、年会費が気になる人はイオンカードでゴールドカードを目指すのが良いです。
ゴールドカードを目指すことができるイオンカードは、プロパーカードのイオンカードセレクト、イオンカード(WAON一体型)、イオンカードに限られます。
(提携カードはゴールドカードのインビテーションが届かない)
ゴールドカードを目指す人はこれらのプロパーカードを作るようにしましょう。
楽天カードのメリット
一方、楽天カードのメリットはなんといってもポイント還元率が高い点です。
楽天カードはどこで利用しても1%の還元を受けることができ、楽天グループの店舗内ではさらにポイントが2倍から4倍上乗せされるので、2%から4%の還元を受けることができます。
普段楽天を利用する人にとっては必須のカードといえます。
またどこで利用しても1%の還元が受けられるので、メインカードとしても十分活躍できるスペックになっています。
イオンカードはイオン以外の店で利用するときには還元率は0.5%となりますので、若干還元率が落ちます。
イオンカードセレクトを使ってWAONにチャージしてから買い物をすると1%の還元を受けることができますが、これもWAONを使える店舗だけに限られますので、汎用的な使い道という点では楽天カードに分があると言えるでしょう。
年会費無料のお得なカードとして知られるイオンカードと楽天カードですが、それぞれに特徴を見ていくとサービス内容の違いや向いている人が何となく見えてきますね。
イオンカードと楽天カードの違い
ポイントの比較
イオンカードと楽天カードで貯まるポイントは、それぞれイオンカードでは「ときめきポイント」、楽天カードは「楽天スーパーポイント」が貯まります。
ときめきポイントはWAONポイントを経由して1ポイント1円分の価値として電子マネーのWAONに交換することができます。
WAONはイオン内でも使うことができますし、その他コンビニなどでも使うことができます。ほとんど現金と変わらず使えるので便利です。
ときめきポイントはその他に商品券や景品、JALマイル等に交換することができます。(JALマイルの交換は1,000ポイントから500マイル)
楽天スーパーポイントは楽天市場で1ポイント1円としてネットショッピングで使用することができます。
楽天市場の全商品、楽天トラベル、楽天ブックなどの楽天グループの各店舗で全て使うことができるのでかなり使い勝手は良いです。
楽天スーパーポイントは楽天グループ内で使う人がほとんどだと思いますが、ポイントをANAマイルに移行することもできます。(50ポイントから25マイル)
イオンカードのポイント、楽天カードのポイントともに現金と同じように使うことができ、マイルにも交換することができます。
マイルへの交換率は同じですが、交換できるマイルがイオンカードはJALマイル、楽天カードはANAマイルとなっていますので、よく使うマイル、貯めたいマイルがある人はこの辺りも考慮すると良いと思います。
基本的にポイントからマイルへの効果はあまりお得ではありませんが、航空券と交換する際やマイルの有効期限が迫っているときなど、マイルがちょっと足りない場合に利用するのがおすすめです。
付帯保険の比較
クレジットカードには付帯保険が付いていることが多いです。
付帯保険には主にショッピング保険、国内旅行傷害保険、海外旅行傷害保険、カード紛失盗難保険の4つがあります。
また旅行傷害保険はカードで旅行代金を支払った時のみ保障される「利用付帯」と、カードを持っていれば保障が受けられる自動付帯の2種類があります。
年会費無料のカードだと付帯保険が付いていないもの、あるいは補償内容がきわめて薄いものも多いですが、イオンカードと楽天カードはどちらも付帯保険があります。
■イオンカードと楽天カードの付帯保険
イオンカード | 楽天カード | |
---|---|---|
ショッピング保険 | ○ | – |
国内旅行傷害保険 | – | – |
海外旅行傷害保険 | – | ○ |
カード紛失盗難保険 | ○ | ○ |
イオンカードにはショッピング補償が付帯しています。
国内外問わずカードで購入した5,000円以上の商品を対象に補償サービスがあって、購入から180日以内であれば事故や被害を受けた商品は補償してくれます。
一方、楽天カードは海外旅行傷害保険が付帯しています。
最高2000万円まで海外旅行時の不慮の事故などで怪我や障害を負った場合に補償がされます。
また両方のカードにはカード紛失、盗難補償も付いています。詳細は申し込み時に確認をしておくようにしましょう。
ETCカード
その他にETCカードの年会費が有料か無料かという違いもあります。
■イオンカードと楽天カードの年会費
イオンカード | 楽天カード | |
---|---|---|
本カード | 無料 | 無料 |
家族カード | 無料(3枚まで) | 無料 |
ETCカード | 無料 | 500円/年(税別) |
イオンカードと楽天カードはともに本カードの年会費は永年無料になっており、家族カードの発行も無料で発行できますが、ETCカードを発行するときには楽天カードでは500円の年会費がかかります。
イオンカードはETCカードも年会費無料です。
ですのでETCカードを作りたい人はイオンカードからETCカードを発行するのが良いといえます。
またイオンカードには提携カードとしてイオンE-NEXCOpassカードというカードがあり、NEXCO東日本でお得に使えるカードです。
イオンE-NEXCOpassカードの最大の特徴は、イオンカードの中で唯一高速道路料金に使えるE-NEXCOポイントと交換可能な点です。
しかも交換率は他の交換先より2割増で交換可能と大変お得です。
ポイントが高速道路料金の支払に使えるのでETCカードを発行する人にとても相性が良く、ETCカード目的でカードを作る場合にはイオンE-NEXCOpassカードがオススメになります。
審査の通りやすさ
また、審査については、どちらも多くの人が作っているカードです。
審査内容の詳細は明かされていないので何とも言えません。
楽天カードで審査落ちした人でもイオンカードで審査は通ることがあり、また逆もあります。
この辺りは何とも言えませんので、自分の属性に自信がない人はどちらのカードも申し込みしてみるのが無難です。
新規入会キャンペーン
イオンカードも楽天カードもお得な新規入会キャンペーンを随時行っています。
どちらも時期によっては特典が変わりますが、4,000円から6,000円位のポイントをプレゼントするキャンペーンをしていることが多いです。
5,000円以上であればお得だといえますので、キャンペーン内容はちょこちょこチェックしてみてください。
ちなみに両方作るとキャンペーンポイントだけで1万円分もポイントゲットできることになりますのでかなりお得です。
イオンカード(WAON一体型)の最新キャンペーン内容を見てみる
まとめ
イオンカードは最強サブカード
イオンカードと楽天カードのサービス内容を比較してきました。
イオンカードの1番のメリットはイオンでの買い物がとにかくお得になる点です。
割引特典がほんとに多いですし、イオンを少しでも利用する人であればまず持っておいた方が良いカードです。
またWAONがついているイオンカード(WAON一体型)やイオンカードセレクトであれば、WAONを一緒に利用することができてさらに便利です。
イオンはWAONで支払えば割引が受けられる「WAON特別割引」をよく実施しています。(特に食品に多いです。)
イオンでお得に買物をしたいなら、WAONはぜひ持っておくことをおすすめします。
一方でイオン以外での還元率は0.5%と一般的なクレジットカード並みですので、高還元を求める人であればイオン以外の利用をするときには別のカードを用意するのがおすすめです。
1枚だけカードを持つなら楽天カード
楽天カードはどこで利用しても1%の還元がされる還元率の高さが魅力です。
また楽天市場内ではポイントが2倍から4倍貯まるので、還元率としては2%から4%になり、非常にポイントがたまりやすいのも魅力です。
こちらも楽天を利用している人であれば必ず持っておいた方が良いカードといえます。
楽天カードはどこで利用しても1%の還元があるので、メインカードとしても十分利用することができ、1枚だけカードを持つなら楽天カードの方が良いでしょう。
ただイオンカードのイオンでの割引の爆発力はすごく、最大で10%超の割引を受けることもできます。
イオンも楽天も利用する人はぜひ両方持っておくことをおすすめします。両方年会費が無料なので持っていて損のないカードです。
主婦向けのイオンカード、ネットショッピング向けの楽天カード
イメージとして、イオンカードはイオンやマックスバリュー、ビブレ、イオンスーパーセンター、メガマート、ミニストップ、ダイエーの各店舗でお買い物する主婦や女性向けのカードといえます。
楽天カードはインターネットで買い物する時にお得で、ネットショッピングをよく利用する人向けのカードです。
それぞれのカードの特徴を理解して自分にあったカードを作ってお得に買い物していきましょう。今回紹介したカードが気になったらぜひチェックしてみてください。
当サイトのおすすめクレジットカード
イオンで20日30日の5%割引を受けられるだけでなく、イオンを利用する上で多くのお得な特典があり、年会費は永年無料。
イオンカードの中で唯一WAONへのチャージでポイントがたまるカードで、イオン系の店舗やWAONを利用する人は必須です。