定期券を購入したい時に現金があまりなかったり、ポイント還元などで得をするために通学や通勤の定期券をクレジットカードで購入できないか考える人は多いと思います。

定期券は高額で、定期券の区間、期間によっては数万円もの出費になることもあります。クレジットカードで得をするための基本はなるべくたくさんの金額をクレジットカード払いをすることですので、まとまった出費となる定期券はぜひクレジットカード払いをしたいところです。

そこで本記事ではクレジットカードで定期券を購入できる鉄道会社と鉄道会社ごとに最もお得なクレジットカードをまとめましたので参考にしていただければと思います。

定期券はクレジットカードで購入することができるか

多くの鉄道会社ではクレジットカードで定期券を購入可能
まず気になるのはそもそも定期券はクレジットカードで購入できるかどうかです。

結論から言うと、多くの鉄道会社ではクレジットカードで定期券を購入することは可能になっています。

もちろん昔ながらの磁気式の定期券だけでなく、Suica、PASMOなどのICカード定期券も購入する(Suica、PASMOにICカード定期券をのせる)ことができます。

ただし、一部の鉄道についてはクレジットカードで定期券が購入できない会社も存在します。以下の電車では定期券をクレジットカード払いができず現金払いしか受け付けていませんので、これらの線を利用している人は諦めて現金払いをしましょう。

■定期券をクレジットカードで購入できない鉄道会社

  • 東葉高速鉄道
  • 埼玉高速鉄道
  • 湘南モノレール
  • 千葉都市モノレール
  • 多摩都市モノレール
  • ゆりかもめ
  • 流鉄(総武流山線)
  • ニューシャトル
  • 伊豆箱根鉄道
  • 金沢シーサイドライン
  • 芝山鉄道
  • ディズニーリゾートライン
  • 江ノ島電鉄
  • 関東鉄道

メジャーな電車ではありませんが、利用している人にとっては痛いですよね。これらの鉄道会社にはぜひ近日中にクレジットカードで定期券を購入できるようにしてほしいものです。


鉄道会社ごとの定期券を購入できるクレジットカード

  • 一部の鉄道会社では自社が発行したクレジットカードでしか定期券を買えない

次に注意したいのがクレジットカードで定期券を購入できるからといって、すべてのクレジットカードで定期券を買えるわけではない点です。

多くの鉄道会社ではVISA、Mastercard、JCB、アメックス、ダイナースなど主要な国際ブランドであれば購入できますので、ほとんど全てのクレジットカードで購入することができます。

しかし、一部の鉄道会社では定期券を購入できるのは自社が発行しているハウスカードのみとしているところもあります。

公共性の高い鉄道会社が、定期券の購入を自社カードのみとしてクレジットカードを作らせたり利用させるのはちょっと反則のような気もしますが、残念ながら買えないものは買えないので該当する鉄道を利用している人はハウスカードを作るしかありません。

各鉄道会社で定期券の購入に利用できるクレジットカードを以下にまとめましたので参考にしていただければと思います。

■鉄道会社ごとの定期券購入が可能なクレジットカード

鉄道会社 定期券購入可能なカード 自社カード
JR東日本 ほぼすべて ビューカード
東京メトロ VISA、MasterCard、JCB To Me Card
都営地下鉄 ほぼすべて –
東京モノレール ほぼすべて –
東京臨海高速鉄道りんかい線 ほぼすべて –
小田急電鉄 ほぼすべて OPカード
東京急行電鉄 ほぼすべて 東急カード
横浜高速鉄道(みなとみらい線) ほぼすべて –
つくばエクスプレス ほぼすべて –
西武鉄道 ほぼすべて SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン
京王電鉄 自社カードのみ 京王パスポートカード
京成グループ(京成電鉄・北総鉄道・新京成電鉄) 自社カードのみ 京成カード
京浜急行電鉄 自社カードのみ 京急カード
東武鉄道 自社カードのみ 東武カード
相模鉄道 自社カードのみ 相鉄カード
横浜市営地下鉄 自社カードのみ 横浜交通ハマエコカード

定期券をクレジットカードで購入できるのが自社カードのみの鉄道会社は、京王電鉄、京成グループ、京浜急行、東武鉄道、相模鉄道、横浜市営地下鉄です。

これらの鉄道会社では諦めて現金払いをするか、各社の自社カードを作ってそのカードで定期券を購入する必要があります。


定期券をカード払いした時のポイントとお得なカード

最後にどうせ定期券をクレジットカードで購入するならお得な方が良いと思いますので、定期券購入時のクレジットカードのポイントの付き方が気になると思います。

定期券の購入はショッピング扱いとなりますので、基本的にどのクレジットカードでも普通に買い物をしたのと同じようにポイントがたまります。

そのため、還元率の高いクレジットカードを利用して購入することで、通常利用と同じように高いポイント還元を受けることができます。

ただし、鉄道各社の自社カードは自社の定期券の購入では還元率が高くなるものが多く、定期券の購入については自社カードを利用した方が良い場合もあります。

各社の自社カードの特典と還元率を以下にまとめました。

■鉄道会社ごとの自社カードの特典

鉄道会社 自社カード 定期券購入時の還元率
JR東日本 ビューカード 1.5%還元
定期券の購入でポイント3倍付与
東京メトロ To Me Card
To Me Card Prime
1.0%還元
定期券購入で通常のカード利用に応じた0.5%の還元に0.5%分のメトロポイントが加算
To Me Card Primeはさらに1乗車につき平日10P、土日20Pの乗車ポイントあり
都営地下鉄 – –
東京モノレール – –
東京臨海高速鉄道りんかい線 – –
小田急電鉄 OPカード 0.5%還元
PASMOへのオートチャージが可能
東京急行電鉄 東急カード 1.0%還元
PASMOへのオートチャージが可能
横浜高速鉄道(みなとみらい線) – –
つくばエクスプレス – –
西武鉄道 SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン 0.5%還元
PASMOへのオートチャージが可能
京王電鉄 京王パスポートカード 0.5%還元
PASMOへのオートチャージが可能
京成グループ(京成電鉄・北総鉄道・新京成電鉄) 京成カード 0.5%還元
PASMOへのオートチャージが可能
京浜急行電鉄 京急カード 0.5%還元
PASMOへのオートチャージが可能
東武鉄道 東武カード 0.5%還元
東京スカイツリー東武カードPASMOのみ1.5%還元
PASMOへのオートチャージが可能
相模鉄道 相鉄カード 0.5%還元
PASMOへのオートチャージが可能
横浜市営地下鉄 横浜交通ハマエコカード 1.5%還元
定期券購入でカード年会費が無料
PASMOへのオートチャージが可能

自社クレジットカードでの定期券の購入で還元率が特に上がるのはJR東日本のビューカードと横浜交通ハマエコカードです。

この2つのカードは定期券購入時に通常還元の3倍のポイントがつき大変お得になります。ただし、1.5%だと高還元カードのREXカードや漢方スタイルクラブカード、エクストリームカードと還元率が同じになり、これらのカードはどこで使っても1.5%の還元を得ることができますので、これらのカードの方が便利です。

つまり純粋に還元率の面だけを見ると、鉄道会社に関わらずどこで利用しても高還元のクレジットカードが最もお得ということになります。(JR東日本、横浜市営地下鉄では還元率は同じ)

  • REX CARDの特徴、還元率
  • 漢方スタイルクラブカードの特徴、還元率
  • エクストリームカードの還元率やメリット、デメリット

  • しかし自社カードの場合はオートチャージに対応していて、改札を通る時に残高をチェックして設定額以下になった場合にクレジットカードから自動的にチャージをしてくれます。

    これは普通のクレジットカードを使っていては利用することができません。

    定期券の購入とは違う視点ですが、オートチャージは電車を使う上では大変便利なサービスですので、オートチャージ狙いで自社カードを作るのも良いと思います。

  • 電子マネー内蔵型カードのメリットとオートチャージ
  • PASMOの使える場所、ポイントが貯まるお店やお得な活用法
  • Suicaのオートチャージができるクレジットカード
  • モバイルSuicaにチャージする方法とチャージできるクレジットカード

  • 定期券をカードで購入する際、分割払いやリボ払いができるか

    なお、定期券を分割払いやリボ払いしたい人もいると思いますが、基本的にどの鉄道会社も定期券購入は一括払いのみとなっています。

    ただし多くのクレジットカード会社では、一回払いをした後にリボ払いや分割払いへと変更が可能なカードがあります。代表的なところでセゾンカードやニコスカードなどは支払後に支払回数を変更することができます。

    変更ができる場合は会員サイトの利用明細から支払回数の変更が可能ですので、自分が利用しているクレジットカード会社を確認してみると良いでしょう。